S.I.C. ハカイダー レビュー
ハカイダー
「人造人間キカイダー」より。
ダークがキカイダー打倒のために光明寺博士をマインドコントロールして造ったダーク最強のサイボーグロボット。
対キカイダー対策も兼ね、頭部に光明寺博士の脳を移植し回路の1つとしていて、この脳がキカイダーを牽制する
ための盾になっているが、一定時間内に血液交換をしないと脳が死んでしまい、戦闘力が激減するという弱点にも
なっていた。良心回路と正反対の機能を持つ「悪魔回路」を内蔵しており、キカイダーを凌駕する戦闘力を誇る。
【ウィキペディア】より引用。
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頭部

全体的なデザインやフォルムはVOL.12 ハカイダー&バイク(以降、VOL.12)と
比べるとさほど変化は見受けられませんでした。
ただ、目のカラーリングがこちらの方が明るめになっています。
また、首はVOL.12ではダイキャスト製でしたがさすがにそちらはオミットされています。

横顔も同様ですが
こちらには脳の側面に機械のような造形が施されています。

背面から見るとはっきり分かるのですがVOL.12と比べるとフードの横幅がかなり狭くなっています。

脳はVOL.12より小さくなって、表面の造形もかなり大雑把になっています。
カラーリングはVOL.12がブラウンだったのに対してこちらはイエローが基調になっています。
尚、フードの脱着ギミックはオミットされていました。
各部位

全体的な造形はVOL.12をややブラッシュアップした感じの印象で大きな変化は見受けられませんでした。
ただ、VOL.12ではあった胸部開閉ギミックや悪魔回路内臓仕様はオミットされていました。
カラーリングはVOL.12はほぼ単色でしたがこちらは随所にパープルを使用したり
バックルがレッドに塗装されていたりでVOL.12より派手めな印象。

背面は中央に太めのゴールドのラインやベルトがシルバーに塗装されているのが大きな違いです。

背中中央にはなにやら機械的な造形が。
VOL.12にもありましたが突起状の造形で特にゴールドの塗装等は施されていませんでした。
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またクリアパーツ製のパープルの部位が追加造形されています。
腕はVOL.12より若干細くなっており手首にはゴールドのラインの塗装が施されています。
リメイク版キカイダーの時もそうでしたが手首のジョイントパーツがやはり剥き出しになっています。
この辺りはどうにかして欲しかったですね。
脚は随所にパープルのラインの造形が施されています。
足はVOL.12よりかなり小さめなデザイン。

足裏の造形はかなり淡白な印象。
VOL.12の方がかなり凝った感じのデザインでした。
付属品&ギミック

ハカイダーショット
VOL.12より小さめですが造形はこちらの方が凝っています。
専用の持ち手パーツが左手のみ付属。

左脚側面パーツは後述の銃ホルダー用に外せるようになっています。
中には機械的な造形が施されています。

左脚に銃ホルダーパーツを取り付けキカイダーショットを装着した状態。
このギミックはVOL.12にもありましたが銃ホルダーはパーツ差し替え式ではなく開閉ギミック式でした。

交換用胸パーツ(ダメージ)
胸部パーツ差し替えで再現します。この仕様はVOL.12と同様。
造形や塗装はかなりクオリティーが高いと感じました。
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握り手パーツはかなり謎ですね。
このアイテムが売れたら四人衆とか出すんですかねぇ。東映限定でw

リメイク版キカイダーと。
さすがにリメイク版同士なので並べても違和感ありませんね。
ただ、この2アイテムは値段同じなんですよねぇ。
どー考えてもキカイダーの方がお金かかってそうなんですけど。

VOL.12と。
比べてみると細かな違いが良く分かると思います。
VOL.12はカラーリングが割りと単色なので落ち着いた印象です。
並べてみて気づいたのですが体高がVOL.12の方が大きいんですよね。
最近のS.I.C.は体高が大きめに作られていますがVOL.12は当時からかなり大きかったと言う事になります。
これには正直驚きました。
可動範囲
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肩は水平方向に135°、上腕ロール可動、肘180°、 股関節は水平方向に45°可動。 | 股関節は垂直方向に90°、 腰は360°回転可動。 |
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膝180°、足首45°、足先15°可動。 | 肩アーマーは背中接続で上方へ約90°可動。 |
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前屈 | 後屈 |

しばしアクション。

かなり無理やりですが(特に脚あたり)、VOL.12のバイクに乗せてみました。折角なので。
※エフェクトパーツは「スーパーロボット超合金 デカレンジャーロボ」の物です。



うーん、この状態だと違和感なく格好良いです。

いきなりですが電磁エンド炸裂!!!

ハカイダー撃破。
※エフェクトパーツは「魂EFFECT EXPLOSION」です。

と思いきや・・・・・

胸に傷を負いながらも復活。
メチャかっけー。

臨戦態勢。











ハカイダーショットはやはりこの構えでないと。


※エフェクトパーツは「S.H.モンスターアーツ ゴジラ対応エフェクト2」の物です。

キカイダー撃破。

※エフェクトパーツは「オビツエフェクト No.8 ズガガガ 岩」です。



最後は「お前を破壊する」で〆。
本日の玩具レビューは「S.I.C. ハカイダー」です。
良い点
①可動範囲がめちゃ広い
悪い点
①値段がねぇ・・・・
という訳でどうしてもVol.12との比較になってしまうのですが
細部を検分しよくよく精査した結果の結論を言ってしまうと
「リメイクする必要あったの???」
です。
もう15年もの歳月が経つので物価事情もありお値段の事は置いておきますが
造形は確実にVol.12の方が格段に上です。
細部のギミック等もVol.12の方が格段に上です。
そして何よりVol.12には渋さを感じるのです。
今回のアイテムはただただ可動域を広げてただただ見た目の派手さに重点を置いているような気がします。
消費者に迎合してない?
それを悪いとは言いません。
ただ何か、こだわりのような物をこのアイテムから感じる事ができませんでした。
そう考えるとVol.12の時代は良かったです。
全てが斬新でそして自由なアレンジが許された。
S.I.C.も長いブランドになってきていますが
今更ながらに色々と考えさせられるアイテムが
このハカイダーで良かったような気がします。
なんだか、ハカイダーが「もっとしっかりしろよ! バンダイ!」って
言っているような気がしましたw
いつもご声援ありがとうございます★
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